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そらとぶ575・9月

こんにちは、紫陽花です♪

今回は、「空飛ぶ575」2013年上半期の総まとめです。
この半年間にご応募頂いた作品の中から、特に心に残った12句
をテーマごとに「名花十二客」としてご紹介します。

「名花十二客」とは、中国・宋の時代の画家張景修が、わが家
に招きたい十二人のお客様を十二の名花に喩えたもので、
牡丹は貴客 、梅は清客、菊は寿客、沈丁花は佳客、丁香は
素客(心が純で素直な人というような意味)、
蘭は幽客、蓮は静客、茶靡(どび)の花は雅客、桂は仙客、薔薇
は麗客、茉莉は叡客、芍薬は薫客(一部変更)というものです。

現代の日本人の感覚とは異なる面もあり、
必ずしも作品にぴったりといかないかも知れませんが、楽しんで
ご覧いただければ幸いです。


____________________________________________グリーン帯80名花十二客いろは歌冬
★以下敬称略

12客牡丹90104
貴客  散りぬるを 語るは白い 足袋の染み  とりがら

12客紅梅新90104 
清客
  今日泣いて 冬は終わりと 打つ句点  汐海 岬

12客菊90104 
寿客
  今日を生き 日めくりひとつ 薄くなる  バンバン爺

12客沈丁花90104 
佳客
  浅き水 足をとられる 深い罠   南天

12客丁香90104 
素客
  色は海 生きるものみな たくわえて   台所のキフジン

12客蘭新90104  
幽客  有為の道 極めて至る 冬銀河   とりがら

12客蓮90104 
静客
  色は褪せ始めた本棚の太宰   呑気呆亭

12客どび90104 
雅客
  酔ひもせず 戯れ揺れる 馬酔木かな   十六夜

12客桂90104 
仙客  浅き縁 われと流るる 寒椿   呑気呆亭

12客薔薇90104 
麗客
  常ならむ 人の心は 冬の蝶   十六夜

12客茉莉ジャスミン90104 
叡客
  色は四捨五入できずに青のまま   呑気呆亭

12客芍薬90104 
薫客
  匂へどと 云わるるをんな 果つるまで   台所のキフジン
____________________________________________

お題ごとの優秀作品は以下の通りです。

色は

    色は褪せ始めた本棚の太宰   呑気呆亭
    色は海 生きるものみな たくわえて   台所のキフジン
人    色は四捨五入できずに青のまま   呑気呆亭
秀作   色は君 半熟卵を 卒業す   台所のキフジン
秀作   色は虹 思い出を編む 七つ糸   台所のキフジン
佳作   色はまだ つかぬあなたへ 夢おぼろ   南天
佳作   色は卒業名のみ惜しむ玄冬   とりがら
_______________________________________________
匂へど


   匂へどと 云わるるをんな 果つるまで   台所のキフジン
   冬時雨 匂へど君の 黒き髪   台所のキフジン
   匂へども 水仙の恋 伝わらず   台所のキフジン
秀作  葱汁の 匂へど母の 居ぬ夕餉   台所のキフジン
秀作  匂へども 姿は見えぬ 雪の影   南天
佳作  霜枯れて 匂へど咲かぬ 花のあり   台所のキフジン
_______________________________________________
散りぬるを


   散りぬるを 語るは白い 足袋の染み   とりがら
   散りぬるを 看取る悔いなき 介護の日   バンバン爺
   散りぬるを ふたりで掃いて 冬を発つ   汐海 岬
秀作  散りぬるを 痛みと知らぬ 常緑樹   バンバン爺
秀作  散りぬるを 遥か見下す 寒鴉   とりがら
佳作  散りぬるを 知ったふたりの 冬籠り   台所のキフジン
佳作  散りぬるを 冬大根を 煮て忘れ   汐海 岬
_______________________________________________
我が世


   我が世こそ しあわせ傍らに 君ありて   バンバン爺
   我が世なら 風花虹の 色にする   とりがら
   我が世から 真っ逆さまに 落ちて蟻   呑気呆亭
秀作  我が世から 届け天国への賀状   めぐみ
秀作  我が世をば シェアする貧乏神一人   呑気呆亭
_______________________________________________
誰そ


   誰そ問う 雪の故郷 何処にと   とりがら
   誰そいる 誰も答えず 冬の風  いいだやひやく
   誰ぞこの 凍てつく右手 取りし人   汐海 岬
秀作  誰そ彼に 小石(恋し)投げたい 君の窓   バンバン爺
佳作  誰ぞと問われ答えずに積もる雪   汐海 岬
_____________________________________________
常ならむ


   常ならむ 人の心は 冬の蝶   十六夜
   常ならむ ひとときを見る 白昼夢   南天
_______________________________________________
有為の


   有為の道 極めて至る 冬銀河   とりがら
   有為の罪 落ちていく手に 翼生え  南天
   恋の路 行く手を阻む 有為の谷   バンバン爺
秀作  有為の世に 馴染めず暫し 冬眠し  八十日目
佳作  有為の出会いを祝うのか冬桜  汐海 岬
_______________________________________________
奥山


   奥山に 咲け都会では 枯れる花   バンバン爺
   奥山に 迷うブッセの 幸求め   バンバン爺
   奥山の 雪へと埋めた 恋いくつ   汐海 岬
秀作  奥山の 心のひだを かきわけて   南天
_____________________________________________
今日

天   今日を生き 日めくりひとつ 薄くなる   バンバン爺
   今日泣いて 冬は終わりと 打つ句点   汐海 岬
   今日生きる ために昨日の 雪を掻く   呑気呆亭
秀作  今日暮れて 泣いたことなど 可燃ごみ   呑気呆亭
秀作  今日の覚悟を聞いている寒椿   汐海 岬
佳作  今日も雪 森しんしんと 着膨れる   呑気呆亭
佳作  今日の日は 二度ないことと 冬の虫   台所のキフジン
_______________________________________________
越えて


   越えて来る 男の髭は 凍りをり   とりがら
   壁超えて 今日母になる 父になる   バンバン爺
   超えてきた 思い切りだす 冬の蜂   台所のキフジン
秀作  越えてゆけ 父の背中を 踏み台に   ゴールデンウルフ
佳作  越えて行く ひとりぼっちの 雪だるま   めぐみ
_______________________________________________
浅き

   浅き縁 われと流るる 寒椿   呑気呆亭
   浅き水 足をとられる 深い罠   南天
人   浅き塩 ゆえの甘さに ほっとする   めぐみ
秀作  浅き仲 想いを込めて 雪礫   とりがら
秀作  浅き春 別れの予感 手に伝ふ   十六夜
佳作  浅き知恵 ひけらかしては 凍りつき   八十日目
佳作  浅き音に 雪崩を遠く 聞きにけり   台所のキフジン
_______________________________________________
夢見し


   夢見し日 色なき風が 吹きにけり   十六夜
地   夢見しや 日光写真の 力道山   とりがら
   夢見しと 云われし花よ 枇杷の花   台所のキフジン
_______________________________________________
酔ひもせず


   酔ひもせず 戯れ揺れる 馬酔木かな   十六夜
   酔いもせず君を見ていたオリオン座   めぐみ
   酔ひもせず 父逝きし日の 猫火鉢   台所のキフジン
秀作  酔ひもせず 寒鯉池は ひびわれて   台所のキフジン
佳作  酔ひもせず 語りもせずに 冬日暮れ  とりがら
____________________________________________
グリーン帯80名花十二客お題冬


12客牡丹90104
 
貴客
  春の戸を 少し持ち上げ 霜柱   台所のキフジン

12客紅梅新90104
清客  草萌える 心も萌える スニーカー   めぐみ

12客菊90104
寿客  緊張の あまり彼氏が 「けっけっけっ」   すみれ

12客沈丁花90104
佳客  さよならを 終えた足元 草萌える   汐海 岬

12客丁香90104
素客  つぎの世も 君に恋して プロポーズ   めるも

12客蘭新90104
幽客  萌えるけど 燃えてはこない 草食系   氷川の杜

12客蓮90104
静客  冷めかけた ココアの横に いる指輪   汐海 岬

12客どび90104
雅客  ひとひらの 期待薬指にネイル   汐海 岬

12客桂90104
仙客  押し黙る 心開けば 春はそこ   バンバン爺

12客薔薇90104
麗客  満月の 拍手を受けて プロポーズ   汐海 岬

12客茉莉ジャスミン90104
叡客  わかるよう 若草色に 塗る扉   南天

12客芍薬90104
  突然の 出会いに春の 戸がゆれる   汐海 岬
_______________________________________________

お題ごとの優秀作品は以下の通りです。

春の戸

   春の戸を 少し持ち上げ 霜柱   台所のキフジン
   押し黙る 心開けば 春はそこ   バンバン爺
   突然の 出会いに春の 戸がゆれる   汐海 岬
秀作  春の戸を ふたりで開けに ゆく夜明け   汐海 岬
佳作  わかるよう 若草色に 塗る扉   南天
佳作  春の戸が 開けば北国 みな笑顔   あじさい恵子
_______________________________________________

うす紅


   うす紅の 頬に少女の 恋を知る   めるも
   春だから リップ桃色 脱少女   めぐみ
   恋心 抑えきれずに 引くルージュ   南天
_______________________________________________
萌える


   さよならを 終えた足元 草萌える   汐海 岬
   萌えるけど 燃えてはこない 草食系   氷川の杜
   パパ「萌えるグッズ」 ママには「燃えるゴミ」   すみれ
秀作  草萌える 心も萌える スニーカー   めぐみ
佳作  萌黄色 ポット一目で 買うと決め   すみれ
佳作  恋萌える 予感に桃色のヒール   汐海 岬
______________________________________________
プロポーズ


天   冷めかけた ココアの横に いる指輪   汐海 岬
   満月の 拍手を受けて プロポーズ   汐海 岬
人   緊張の あまり彼氏が 「けっけっけっ」   すみれ
秀作  二人とも されたと言い張る 父と母   とりがら
秀作  ひとひらの 期待薬指にネイル   汐海 岬
秀作  つぎの世も 君に恋して プロポーズ   めるも
佳作  プロポーズ 必死悲痛が あぁ悲惨   バンバン爺
佳作  プロポーズ さざめく夜の 並木道   汐海 岬
_______________________________________________
ピンク帯80名花十二客いろは歌夏

12客牡丹90104
貴客  奥山に 少しオンチな 初音聴く   バンバン爺

12客紅梅新90104
清客  浅きこと 透きとおるほどの わかみどり   台所のキフジン

12客菊90104
寿客  酔ひもせず 燻らしもせず 喜寿の春   八十日目

12客沈丁花90104
佳客  君居ての 春の日もある 我が世かな   台所のキフジン

12客丁香90104
素客  有為の事 地上において 春の風   いいだやひやく

12客蘭新90104
幽客  常ならむ あみだの籤の 果てに花   とりがら

12客蓮90104
静客  散りぬるを 盃で受く 花見かな   とりがら

12客どび90104
雅客  匂へども 焦らして歩む 花の精   八十日目

12客桂90104
仙客  寝坊助は 誰そと雲雀 春を告げ   バンバン爺

12客薔薇90104
麗客  恋をして 我が世に向日葵 が満ちる   汐海 岬

12客茉莉ジャスミン90104
叡客  日溜まりを 行き交うように 誰ぞ逝く   台所のキフジン

12客芍薬90104
薫客  夢見しの 有無も語らず 帰る雁   台所のキフジン
____________________________________________

お題ごとの優秀作品は以下の通りです。

色は

天   色は海 生きるものみな たくわえて   台所のキフジン
   色は桃 花はさくらの 新人さん  いいだやひやく
   色は夢 紐とく人の 春の雲  台所のキフジン
秀作  色は消し 初心に戻る 赴任先  八十日目
秀作  色は新緑満ちてこの佳き出会い  汐海 岬
佳作  色は卒業名のみ惜しむ玄冬   とりがら
_______________________________________________
匂へど

天   匂へども 焦らして歩む 花の精  八十日目
   シガレット 匂へど君の 姿なく   南天
   春の香の 匂へど手水 凍りをり   とりがら
秀作  匂へども うつむいている 黄水仙   とりがら

_______________________________________________
散りぬるを

天    散りぬるを 盃で受く 花見かな   とりがら
    散りぬるを 行く方も知らぬ 花筏   paipai ibuchin  
人    散りぬるを 抱け霞みし 薩摩富士   とりがら   
     *知覧から飛び立った特攻機に寄せて
秀作   散りぬるを 仰ぎし幼女に 桜蘂   とりがら

_______________________________________________
我が世

    恋をして 我が世に向日葵 が満ちる   汐海 岬
    わが世界 釈迦の手を超え 春の闇   とりがら
人    君居ての 春の日もある 我が世かな   台所のキフジン
秀作   わが世など 箱庭のよう 飄々と   paipai ibuchin  
佳作   出会いあり 我が世の暦 春に変え   汐海 岬
______________________________________________
誰そ


   寝坊助は 誰そと雲雀 春を告げ   バンバン爺
   日溜まりを 行き交うように 誰ぞ逝く  台所のキフジン
   誰ぞある 桜の下に 眠るひと  台所のキフジン
秀作  誰そ言う 春来たりてこその愁い  とりがら
秀作  誰そ春日傘で恋を待つ人よ   汐海 岬
佳作  誰ぞある 花散るときを 愛でるひと   台所のキフジン
佳作  誰ぞ指す 夜の向こうの 明け来るを   台所のキフジン

_______________________________________________
常ならむ


   常ならむ あみだの籤の 果てに花  とりがら
   常ならむ 音に若鮎 寄り添うて   台所のキフジン
人   常ならむ 恋の形は 春の雲   汐海 岬
秀作  常ならむ 恋の行き交う 雪消の夜   汐海 岬
秀作  常ならむ 秘めし思いよ 桜貝   台所のキフジン
秀作  花筏 組みし形の 常ならむ   とりがら
佳作  常ならむ 仏法僧も 流砂かな   paipai ibuchin
佳作  常ならむ 鼓動は君のせいか春   汐海 岬

_______________________________________________
有為の


  有為の事 地上において 春の風   いいだやひやく
  有為の世も 桜吹雪と 共に散り   paipai ibuchin  
  有為の日々 指のすきまを 零れ落ち   南天

_______________________________________________
奥山


   奥山に 少しオンチな 初音聴く   バンバン爺
   奥山を 迷い続けて 桃源郷   八十日目
_______________________________________________
今日


   今日の酒 苦さ重ねて 蕗の薹   八十日目
   今日越えて 明日に生きる 鬱の雨   いいだやひやく
   身辺を 清め春待つ 昨日今日   バンバン爺

________________________________________________
越えて

   超えて行く 桜の雲を 下に見て  八十日目
   振り向けば いくつも山を 越えてきた   南天
   超えて今 気付く青春 五十代   バンバン爺
_______________________________________________
浅き


    浅きこと 透きとおるほどの わかみどり  台所のキフジン
    浅き息 さくら咲くまで もたせると   台所のキフジン
    壬生の鉦 浅き眠りを 揺さぶりぬ  とりがら
秀作   浅き色 薄き花弁の 花筏   台所のキフジン
秀作   春はまだ 浅き淡墨 色の恋  バンバン爺
佳作   浅き香に 春の色染む 川柳   台所のキフジン
佳作   浅き春 常念岳と 道祖神   paipai ibuchin
_______________________________________________
夢見し



   夢見しの 有無も語らず 帰る雁   台所のキフジン
地   渡仏せし 君を夢見し 夜半の春   とりがら
   夢見しは 母に抱かれて 宮参り   台所のキフジン
秀作   君の夢 見し朝に咲く 金鳳花   汐海 岬
秀作   夢見しも 朝(あした)忘るる 春の床  八十日目
秀作   夢見し日 西施は歩む 桃の園   paipai ibuchin  
佳作   夢見しは 京で誂ふ 花衣   とりがら
佳作   目覚めれば 夢見し人は もう遥か   南天
_______________________________________________
酔ひもせず


   酔ひもせず 燻らしもせず 喜寿の春   八十日目
   酔ひもせず 明日は上京すると云う   台所のキフジン
   酔ひもせず 散りゆく花を 背に挿して   台所のキフジン
秀作  酔ひもせず 蒲公英見つめ 想う人   汐海 岬

_______________________________________________
ピンク帯80名花十二客お題春

12客牡丹90104
貴客  審判の 笛吹かれたり 初出社   台所のキフジン

12客紅梅新90104
清客  春うらら 欠伸が駅を 乗り過ごす   めるも

12客菊90104
寿客  行く春や 置いてけぼりを ひとり生み   台所のキフジン

12客沈丁花90104
佳客  ツッパリの 花粉のせいと 言う涙   バンバン爺

12客丁香90104
素客  初出社 篭にゴミのせ チャリ勤務   落犀庵

12客蘭新90104
幽客  祝い膳 眼力強き 花見鯛   とりがら

12客蓮90104
静客  春の潮 もう許そうと 思う丘   南天

12客どび90104
雅客  おくれ毛が くすくす笑う 春の潮   南天

12客桂90104
仙客  行く春の 襟首掴み 戻す風   八十日目

12客薔薇90104
麗客  一言の ささやきふいに 風光る   汐海 岬

12客茉莉ジャスミン90104
叡客  別れをば 拒み腕組み 卒業す   とりがら

12客芍薬90104
薫客  前髪を 少し切ろうか 春うらら  あじさい恵子

____________________________________________

お題ごとの優秀作品は以下の通りです。

行く春

    行く春の 襟首掴み 戻す風   八十日目
    行く春や 置いてけぼりを ひとり生み   台所のキフジン
    もやもやが うやむやになり 春が行く   南天
秀作   行く春が 連れてく君の 面影も   バンバン爺
秀作   行く春や 別れ話も 飲み干して  台所のキフジン
佳作   別腹に 春の名残の 桜餅   落犀庵

____________________________________________
一番茶


    今日からは 甘えは捨てて 一番茶   台所のキフジン
    一番茶 茶柱立てて 婚活に   八十日目
    山仕事 終えて縁側 一番茶   paipai ibuchin
秀作   新茶より 甘茶にせよと お釈迦さま   落犀庵
佳作   一番茶 飲み終え恋の メール打つ   汐海 岬

____________________________________________
春の潮


    おくれ毛が くすくす笑う 春の潮   南天
    春の潮 いそぎんちゃくの おおあくび   バンバン爺
    春の潮 もう許そうと 思う丘   南天
秀作   雲の波 真鯉の上に 緋鯉あり   落犀庵

____________________________________________
初出社

    審判の 笛吹かれたり 初出社   台所のキフジン
    西方の 父母へ一礼 初出社   南天
    初出社 篭にゴミのせ チャリ勤務   落犀庵
秀作   励ましの メール背を押す 初出社   汐海 岬
秀作   戦場は ここかとグイと ビル見上げ   バンバン爺
____________________________________________
春うらら


天    春うらら 欠伸が駅を 乗り過ごす   めるも
    前髪を 少し切ろうか 春うらら  あじさい恵子
    スパゲティ ぐつぐつ茹でる 春うらら   南天
秀作   春うらら 定年あとの 大欠伸   八十日目
秀作   くるくるん ポニーテールの 春うらら   南天
佳作   春うらら 君の髪へと 恋降らす   汐海 岬
佳作   春うらら 主治医に恋する 悪いクセ   花散里
____________________________________________
風光る


    一言の ささやきふいに 風光る   汐海 岬
    大き目の 学生服や 風光る   バンバン爺
    校庭の 子らの頭上に 風光る   八十日目
秀作   君の背に 追いつけた風光る駅   汐海 岬
秀作   振り向けば ほほえむ君や 風光る   台所のキフジン
秀作   ささめごと 羨みながら 風光る   汐海 岬
佳作   風光る 登校班の フランスデモ   とりがら
佳作   駆けめぐる 真白き子馬 風光る   めるも
佳作   突然の 悪阻にもしやの 風光る   バンバン爺
____________________________________________
巣立ち(旅立ち・卒業)

    別れをば 拒み腕組み 卒業す   とりがら
    弟に 家を託して 兄巣立つ   あじさい恵子
    学び終え ママの手握り 入社式   落犀庵
秀作   ツッパリの 花粉のせいと 言う涙   バンバン爺
秀作   割り切れぬ 恋を巣立ちて 髪束ね   汐海 岬
秀作   子の巣立ち 急かせる親の 複雑さ   八十日目
佳作   卒業は 始まりですと 言ふ送辞   とりがら
佳作   初任地へ 旅立つ孫を 送る駅   澤麿育
佳作   卒業で 教育ローンだけ残る  いいだやひやく
____________________________________________
祝い膳

    祝い膳 眼力強き 花見鯛   とりがら
    愛犬も 座る家族の 祝い膳   あじさい恵子
    父酔うて 港に着かぬ 「祝い船」   バンバン爺
     *酔った花嫁の父が歌う「祝い船」があらぬ方へ・・・
秀作   共の世を 誓う盃 四畳半   バンバン爺
秀作   祝福の 中で寝る子の 頬ピンク   南天
佳作   こしらえし 祝い膳ある 仏間かな   台所のキフジン
____________________________________________     

ちょっと腱鞘炎^^が悪化したので、夏の章は明日にします。
     また見て下さいね~♪
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2013.09.12 Thu l 未分類 l コメント (4) トラックバック (0) l top

コメント

わーい、わーい、わーい
紫陽花さん

たくさんの拙句を取り上げていただきありがとうございます。「名花十二客」のことをはじめて知りました。牡丹の写真と共に掲載していただけるなんて、感激です。

これだけの句をまとめ、評価し、写真をつけてアップするための作業量を思うと頭が下がります。

どうか指を大切にしてください。
本当にありがとうございます。
2013.09.16 Mon l とりがら. URL l 編集
No title
 紫陽花様、皆様、御無沙汰しております。

紫陽花さん、2013年上半期の総まとめ、御苦労様です。更新、嬉し~~いです(^^)。いつも、皆様の素晴らしい句に出会えるのを楽しみにしている私です。紫陽花さん、素敵な時間をありがとうございます。拍手、いっぱ~いポチッとしたいです。
 ほんとうに凄い方々と御一緒させていただいているんだなぁと感激しております。(皆さん、お元気かなぁ~(*^_^*)と折に触れ思いますぅ)。

 春の章、夏の章「名花十二客」教えて頂き、載せて頂き、感謝申し上げます。楽しんで物知りになる~(^O^)/。ほんとにいいことずくめですぅ~(^_-)-☆感謝、感謝❤❤。

 最近は、忙しさを理由に^_^;おさぼりです~^_^;。皆さまの作品、心から楽しみにしております。ど~~~か、よろしくお願いいたします。

 季節の変わり目、皆さま、お身体、大切になさってくださいね。
2013.09.16 Mon l めるも. URL l 編集
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2013.09.16 Mon l . l 編集
ありがとうございます(._.)
おひさしぶりです(*^。^*)ありがとうございます!!
今日は外来受診の外泊で帰ってきました またすぐにもどるんですが
・・寒鯉池はひび割れて とりあげていただけてメッチャ嬉しいです
11月には戻りますのでまたよろしくお願い申し上げます
・・初恋  少し考えてみましたが果てしなく難しいです!(>_<)
2013.09.19 Thu l 台所のキフジン. URL l 編集

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